ミニエー銃の弾丸５発の出品です。以前の持ち主のお話では長州馬関豊浦村（現在の下関市豊浦郡菊川町）の奇兵隊本陣の近くの山間にあった射撃練習場を整地した際に土中より発掘したもので坂本龍馬が薩摩藩名義でオランダより大量のミニエー銃を輸入し長州藩・奇兵隊に渡したことは事実でそのうちの銃から発射されたものではないかとの事でした。それらを証明するものは何もありませんが本品はミニエー銃の弾丸には間違いなくどんぐり型の形状で下部に三本の溝がありライフリングの痕跡も見受けられます。ミニエー銃の弾丸は口径よりわずか小さく作られており弾丸裏の空洞に鉄球を入れ火薬の力で鉛弾頭を広げライフリングに密着させたとあります。ミニエー銃は幕府軍の使用した単なるおどし銃で狙い撃ちが出来ないゲベール銃と違いミニエー銃は飛距離１千米、百米以内の狙い撃ちが可能な新式銃で皇軍が幕府軍に勝利した貢献は非常に大きいと思います。商品は変形や傷等も有りますしまだ泥も付着したままの弾丸ですがライフリングの痕跡も見受けられとても貴重な商品だと思います。大きさは高さ２５．０ｍｍ、径１５．０ｍｍ位です。商品はとても貴重なものですが150年以上も前のものです。画像を十分御確認の上御入札願います。